お好きな長さにポキッと折れて、サッと火が着く『STICK香炭』
目次 ◆はじめに ◆内容 ◆特長 ◆使用方法 注意点 ◆スティック香炭の難点 ◆散らばりが気になる方への解決策 ◆ご注意 |
◆はじめに
お香を焚くのに必要となるのが香炭です。 香炉と香炉灰と香炭があればお香を焚く事ができます。
それだけあれば手軽にお香が焚けるのですが、初心者の方が陥りがちなのが香炭の扱いだと思います。 火が消えてしまった!火加減がよくわからない!使った後の火種を放置するのが怖い!
そういったお声を形にしたのがこのスティック香炭です。 初心者の方の悩み以外でも、お香を焚き慣れた方がちょっと焚きたい時でも、お役に立てるような香炭だと考えております。
◆内容
■香炭 長さ14cm × 20本入
◆特長
その1 スティック香炭の一番のポイントは火の点けやすさです。 このスティック香炭はお線香のような形状をしているため、火が点けやすい上に、火のおこりも非常に早いです。
その為、お香をすぐ焚くことができます。
香炭を使ってお香を焚く場合、まず香炭に火を点けますが、その時なかなか火がおこらず、香炭に息を吹きかけて早く火がまわるようにした事がある方もいると思います。
そのような香炭の悩みを解消するべく生まれたのが本製品です。
その2 スティック状の為、手で簡単に折れるので焚きたい分だけ使うことができます。
少し焚きたいだけなのに手持ちの香炭だと大きいなと思ったことはありませんか? このスティック香炭なら必要な長さにポキッと折り、使用する時間を調整する事ができます。
その3 折らずにそのまま一本使うと、長時間お香を焚き続けることができます。 約50分ほど同じ火加減でお香を焚くことができます。 ※燃焼時間はご使用環境により、多少変わりますのでご了承ください。
写真にある香炉は弊社で別売りしております瀬戸焼長香炉です。 STICK香炭がぴったり入ります。
香炭が棒状のため、火種が移動していきます。
図のように火種が移動するため程良く一定の温度を長時間保ちながらゆっくり焚く事ができます。
その4 火力の調整がいりません。 初心者であればあるほど、火加減が難しいのがお香を焚く難点です。
どれくらい灰を被せるのか?火種が消えてしまわないか? など、わからず火種を消してしまった経験がある方もおられると思います。 スティック香炭であれば、その上に直にお香を置いて焚く事ができます。
◆使用方法
1.香炉を用意します。
2.スティック香炭、香炉灰、香箸(ピンセット等でも代用可)、マッチやライター等を用意します。
3.香炉に香炉灰を入れます。大体、香炉の八分目位が適量です。
4.灰をかき混ぜて空気を入れます。
5.スティック香炭にライターやマッチを使って火を点けます。
6.火が点いてる事が確認できたら、灰の上に寝かせます。 (火を点けてすぐに灰を上にかけると消えてしまう場合があります)
7.スティック香炭の上にお香をおいて香りを楽しみます。
8.燃えた後は全て灰になるのでかき混ぜてください。
注意点:スティック香炭は燃えている部分、もしくはまだ火種が来ていない部分にお香をおくようにしてください。
◆スティック香炭の難点
・一般的な香炭に比べて細いためお焼香のように量を大量に焚く焚き方には向いていません。
・刻みなどのお香を直接火種に置くと散らばりやすい。
◆散らばりが気になる方への解決策
・スティック香炭を複数重ねます。2つや3つ重ねて並べる事により、刻みの散らばりを防ぐことができます。
・先にお香を並べてから焚く方法 使い方の4まで準備ができてから、先にお香を敷き詰めます。
スティック香炭に火をつけてお香の上に置きます。
火種の部分からお香が焚けていきます。
◆ご注意
燃焼しているスティック香炭は折らないで下さい。もろくなった火種の箇所が折った振動で飛び散る恐れがあります。 使用に際しては、必ず箱の【ご注意】をよく読んでからお使いください。