長川仁三郎商店について こだわり
伝統
仏教とともに日本に伝わったと云われるお香。
長川仁三郎商店は、安政元年(1854年)の創業以来、古来より伝わる日本の伝統の“香”を創り続けてまいりました。伝統の香りを後世に引き継いでいくために、職人から職人へと継承されてきた“技術”を守り続けています。
製品開発
長川仁三郎商店では“新時代の香り”として、様々な製品の開発にも挑戦しております。
伝統の香りを残しつつ、新しいものを取り入れ追求し、和の香りの良さを伝えます。
火を使って焚くもの、置いて香らせるものだけが“香”ではありません。
スプレー、練り香水、石鹸、入浴剤などの、生活に取り入れやすいよう工夫を凝らしたお香の製品を提案・開発しています。
天然香原料
良い香りの製品を作るためには、良い原料が欠かせません。香りの品質を見極め原産地より厳選し仕入れを行っています。
香りの筋や強さ、焚いた時の香りの出方など、良質なお香を作るために検査を行い、安定的に上質な香原料を供給できるように日々努力しております。
モノ作り
長川仁三郎商店では、お焼香や塗香、匂い袋を自社工場で製造しています。香原料の仕入れから、調合(製造)、検品、梱包、出荷まで、一つひとつの工程に想いを込めモノ作りをおこなっております。
原料によって機械で行うと香りが損なわれるものは、時間をかけて昔ながらの手作りでお香の製造を行ない、香りに懸けるこだわりは強いです。
調香
使われる方などを想い、心を込めて香り創りをしております。お香は沈香と呼ばれる香木をより良くするために漢方原料を用いて古来より調香されてきました。現代では主役が沈香だけでなく、白檀など様々な主役を引き立てる香りが求められるようになりました。
変わりゆく時代の中で、古来より伝わる日本伝統の香りを守りつつ、それぞれの香原料の香りを生かし、沈香などの主役の香りを引き立て、より良い香りになるように調香し、一つの香りに仕上げています。そうすることで、新しい時代のニーズに合わせた香りの中にも伝統を感じられる香り創りをしております。